2018年3月21日(水・祝)に東京23FCは「ファン感謝デー」を開催しました。

東京23FCが開催するファン感謝デーについては、昨年からもやっとしたところがあったので、

今回はその点を整理するために、記事として公開することにしました。

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ファン感=(クラブから)ファンへの感謝

Jリーグ、プロ野球などの多くのプロスポーツチームで行われるファン感謝祭、略して「ファン感」。

地域リーグでもブランデュー弘前VONDS市原鈴鹿アンリミテッドなどJリーグを目指すクラブは、

チームを支えるファンに対しての日ごろの感謝を込めてイベントを開催しています。

東京23FCも2017年、2018年と「ファン感謝デー」を3月の春分の日に行っていますが、どのようなイベントだったのでしょうか。

イベントのほとんどはフットサル大会

元々このイベントは2014~2016年までは「フレンドリーカップ」という名称で、

フットサルを通じての関係者交流の場として役割を持っていました。

それが2017年から「ファン感謝デー」と名前が付くようになりましたが、

フットサル大会が主であることに変わりはなく、

イベントを楽しめるのはフットサルチームを用意できる人に限られていました。

(赤の他人がフットサルをやってるところを見たところで、楽しめる人は少ないと思います)

(2017年)

(2018年)

イベント発表前に関係者で参加枠が埋まる

2018年のファン感謝DAY開催が発表されたのは、昨年より2週間ほど遅い3月6日でした。

何よりも驚くべき点は、イベント発表時点でフットサル大会の参加が締め切られていたことです。

イベント発表前にすでに参加申し込みをしていたチームはどのようなチームだったのか、
可能な限りで調べてみました。

TOKYO23FC OFFICIAL BLOG:フレンドリーフットサル大会

参加12チーム中9チームほど調べましたが、企業さんのチームやクラブ関係者の知り合いのチームなど…

いずれも、イベント開催が一般に告知される前にクラブから参加の打診をされているチームですので

今回参加したチームはすべて「ファン」ではなく「クラブ関係者」というのが私の見解です。

“ファン”とは誰のことなのか

クラブがファンに感謝を示し、ファンがそれを楽しむことが「ファン感謝デー」の目的であるはずです。

試合を観に来る人、配信で中継を見る人、グッズを買う人、後援会に入る人、

クラウドファンディングに協力する人、エディくんの着ぐるみ募金をする人。

ファンの形は人それぞれあると思いますが、

はたして今回東京23FCが「ファン感謝デー」で感謝を示した相手は、いったい誰のことだったのでしょうか。

Jリーグを目指すクラブに相応しい、あるべき姿のファン感へ

 

関係者間のフットサル大会はフットサル大会としての開催を。

それとは別に、一般のファンなら誰でも参加できるファン感謝祭の開催を。

Jリーグクラブはもちろんのこと、Jリーグを目指している地域リーグのクラブも既にやっていることです。

東京23区初のJリーグクラブを目指す東京23FCにそれが不可能だとは思いません。

もし可能であれば、今年のうちにキチっと仕切り直しをした上で、

ファンに向けたファン感謝祭を開催していただきたいと思います。

 

最後までご覧いただきましてありがとうございました。